一戸建て住宅の耐震診断、耐震補強工事[神戸/大阪]

内覧会立会い・同行・チェック(マンション・一戸建て)、建物診断、耐震診断のあんしん住宅相談室 株式会社アーキアシスト
電話:078-841-8340
会社概要 スタッフ紹介 メディア紹介 サイトマップ HOME
あんしん住宅相談室トップ > 一戸建て住宅の耐震診断 > 耐震診断とは > 精密診断 > 精密診断の評価の仕方
耐震診断
 
お問合せ
info@arch-assist.com 相談・見積・申込はコチラ お問い合わせはコチラ

内覧会立会い・同行・チェック(マンション・一戸建て)、建物診断、耐震診断の業務エリア
◆阪神地域
兵庫県
神戸市、西宮市、芦屋市、宝塚市、尼崎市、伊丹市、川西市、三田市
大阪府
大阪市、池田市、豊中市、箕面市、吹田市、茨木市
一戸建て住宅の耐震診断

精密診断の評価の仕方

 一般診断と違い、精密診断は、見え隠れしている部分までも見る必要があります。そのため、リフォームを前提としている場合ですと、壁など一部をめくったり、基礎なども破壊する場合があります。一般診断よりさらに正確に評価する事ができます。
 この評価は、国土交通省住宅局建築指導課監修、財団法人日本建築防災協会「木造住宅の耐震診断と補強方法」に基づいて評価いたします。




上部構造における評点の算出の仕方

基本的な考え方は、上部構造評点=保有耐力/必要耐力の数値を算出し、その数値が以下の表にあてはめて判断いたします。

1.5以上
倒壊しない
1.0〜1.5 一応倒壊しない
0.7〜1.0 倒壊する可能性がある
0.7未満 倒壊する可能性が高い



必要耐力の出し方

その建物が地震に対して、どれだけの耐力が必要なのか、その必要な耐力の事を必要耐力といいます。必要耐力は、建築基準法施行令に準じて求める方法と略算による必要耐力表を用いる方法とがあります。


1.建築基準法施行令に準じて求める方法

必要耐力Qi=層せん断力係数Ci×当該階より上にある全重量ΣWi×軟弱地盤割増

ここで、層せん断力係数Ciは、以下のように求めます。

層せん断力
係数Ci
= 地震係数Z × 振動特性
係数Ri
× 層せん断力
分布係数Ai
× 標準せん断力
係数Co
地域係数Z: 令第88条に規定する地震地域係数
 [1.0]・・・多くの地域が1.0。東京都、関東各県、静岡県、他
 [0.9]・・・北海道の一部、秋田県、山形県、新潟県、他
 [0.8]・・・北海道の一部、山口県、佐賀県、長崎県、他
 [0.7]・・・沖縄県のみ
地域により、係数がかわってきます。
振動特性係数Ri: Rt=(T, Tc)により算定 
T :建物固有周期
0.03*建物高さh
Tc :地盤の種類により決定

第1種地盤0.4
第2種0.6
第3種0.8
標準せん断力係数Co: 施行令88条第2より 0.2
軟弱地盤割増: 通常値:1.0
割増値:1.5

2.略算による必要耐力表を用いる方法
一般診断における、必要耐力算出にほぼ同じですが、床面積あたりの必要耐力係数において、一般より詳細となっています。1、2階の床面積比率を考慮。

必要耐力 床面積 × (必要耐力係数

多雪区域加算)
× 地震係数 × 軟弱地盤
割増
× 形状割増 × 混構造
割増

床面積あたりの必要耐力係数:

対象建物 軽い建物 重い建物 非常に重い建物
平屋建て 0.28×Z 0.40×Z 0.64×Z
2階建 2階 0.28×K2×Z 0.40×K2×Z 0.64×K2×Z
1階 0.72×K1×Z 0.92×K1×Z 1.22×K1×Z
3階建 3階 0.28×K6×Z 0.40×K6×Z 0.64×K6×Z
2階 0.72×K4×K5×Z 0.92×K4×K5×Z 1.22×K4×K5×Z
1階 1.16×K3×Z 1.44×K3×Z 1.80×K3×Z
多雪区域加算: 多雪区域では、積雪深により、積雪1mのとき0.26(kN/m2)、積雪2mのとき0.52(kN/m2)を加算します。
軟弱地盤割増:

地盤が著しく軟弱と思われる敷地の場合は、必要耐力を1.5倍する。

形状割増: 2階建ての1階、3階建ての1、2階については、短辺の長さが4.0m未満の場合、その階の必要耐力を1.3倍、6.0m未満の場合、その階の必要耐力を1.15倍します。
混構造割増: 2階建てにおいて(2階部分は木造)、1階部分が、 鉄骨造または鉄筋コンクリート造の場合は、必要耐力を1.2倍します。

pagetop ▲



保有耐力の出し方

当該住宅の保有する耐力Qdは、方法1もしくは、方法2のいずれかにより求めます。在来軸組構法及び枠組壁構法は、方法1を伝統的構法は、方法2を用います。

方法1

耐力壁構造の場合 Qd=(Qwn+Qww)×Fs×Fe
Qd:保有する耐力 Qww:無開口壁の耐力 Qww:有開口壁の耐力 Fs:剛性率による低減係数
Fe:偏心率と床の仕様による低減係数


方法2

垂れ壁付き独立柱の多い構造の場合 Qd=(Qwn+Qc)×Fs×Fe
Qd:保有する耐力 Qwn:無開口壁の耐力 Qc:有開口壁の耐力 Fs:剛性率による低減係数 
Fe:偏心率と床の仕様による低減係数
 
Qwn:無開口壁の耐力とQww:有開口壁の耐力の求め方
無開口壁の耐力:Qwn=Σ(Pwo×l×min(Cf,Cdw)
有開口壁の耐力:Qww=Σ(Pwo×l×Ko×min(Cf,Cdw)

ここで、
 Qwn:無開口壁の耐力  Qww:有開口壁の耐力  Pwo:壁基準耐力 l:壁長さ
 Cf:接合部低減係数。壁端部柱の柱頭・柱脚金物の仕様による低減係数
 Cdw:壁劣化低減係数。壁の劣化による低減係数  Ko:開口低減係数
  (註)min :()の中のいずれか小さい方を選択することを意味する。
 
Swn:無開口壁の剛性とSww:有開口壁の剛性の求め方
無開口壁の剛性:Swn=Σ(Swo×l×min(Cf,Cdw)
有開口壁の剛性:Sww=Σ(Pwo×l×Ko×min(Cf,Cdw)

ここで、
 Swn:無開口壁の剛性  Sww:有開口壁の剛性  Swo:壁基準剛性 l:壁長さ
 Cf:接合部低減係数。壁端部柱の柱頭・柱脚金物の仕様による低減係数
 Cdw:壁劣化低減係数。壁の劣化による低減係数  Ko:開口低減係数
  (註)min :()の中のいずれか小さい方を選択することを意味する。
  
 
Pwo:壁基準耐力の求め方
壁基準耐力Pwoは、軸組等の要素基準耐力と片面の壁面要素基準耐力、及び反対面の壁面要素基準耐力を合計したものとする。
外周壁:Pwo=Ewf+Ewo+Ewi
間仕切壁:Pwo=Ewf+Ewi+Ewi

ここで、
Pwo:壁基準耐力  Ewf:軸組等の要素基準耐力  Ewo:外壁面の要素基準耐力  Ewi:内壁面の要素基準耐力
 
それぞれの場合による係数を下記の表よりあてはまるものを選択します。


木製筋かいの接合仕様による低減係数

筋かい金物等 筋かいの要素基準耐力(kN)
2.0未満 2.0以上4.0未満 4.0以上
2.0倍用金物以上 1.0 1.0 1.0
1.5倍用金物 1.0 1.0 0.8
釘打ち(2-N75程度)以下 1.0 0.8 0.6

胴縁下地壁耐力・剛性修正
大壁で胴縁下地の壁面の修正基準耐力は以下とする。
基準耐力 修正基準耐力
2kN以下 基準耐力×1.0
2kN超 6kN以下 基準耐力×(-1/8・基準耐力+1.25)
6kN超 3kN
大壁で胴縁下地の壁面の修正剛性は以下とする。
1/修正剛性=1/剛性+1/800

代表的な組み合わせ例(筋かいなし)
工法の種類 基準耐力 基準剛性
(kN/m) (kN/rad./m)


モルタル外周壁1 外壁 モルタル塗り 2.8 640
軸組 筋かいなし
内壁 大壁・石膏ボード(非耐力壁仕様)
モルタル外周壁1 外壁 モルタル塗り 2.9 620
軸組 筋かいなし
内壁 真壁・石膏ボード(非耐力壁仕様)
サイディング外周壁1 外壁 窯業系サイディング張り 2.9 580
軸組 筋かいなし
内壁 大壁・石膏ボード(非耐力壁仕様)
サイディング外周壁2 外壁 窯業系サイディング張り 3.0 560
軸組 筋かいなし
内壁 真壁・石膏ボード(非耐力壁仕様)
合板外周壁 外壁 構造用合板(耐力壁仕様) 6.4 1050
軸組 筋かいなし
内壁 大壁・石膏ボード(非耐力壁仕様)



石膏ボード大壁 内壁 大壁・石膏ボード張り(非耐力壁仕様) 2.4 640
軸組 筋かいなし
内壁 大壁・石膏ボード張り(非耐力壁仕様)
石膏ボード真壁 内壁 真壁・石膏ボード張り(非耐力壁仕様) 2.6 600
軸組 筋かいなし
内壁 真壁・石膏ボード張り(非耐力壁仕様)
化粧合板 内壁 大壁・化粧合板(厚5.5)張り 2.8 400
軸組 筋かいなし
内壁 大壁・化粧合板(厚5.5)

代表的な組み合わせ例(2つ割り筋かいあり)
工法の種類 基準耐力 基準剛性
(kN/m) (kN/rad./m)


モルタル外周壁1 外壁 モルタル塗り 6.0 1290
軸組 筋かい(45×90)
内壁 大壁・石膏ボード(非耐力壁仕様)
モルタル外周壁1 外壁 モルタル塗り 6.1 1270
軸組 筋かい(45×90)
内壁 真壁・石膏ボード(非耐力壁仕様)
サイディング外周壁1 外壁 窯業系サイディング張り 6.1 1230
軸組 筋かい(45×90)
内壁 大壁・石膏ボード(非耐力壁仕様)
サイディング外周壁2 外壁 窯業系サイディング張り 6.2 1210
軸組 筋かい(45×90)
内壁 真壁・石膏ボード(非耐力壁仕様)
合板外周壁 外壁 構造用合板(耐力壁仕様) 9.6 1700
軸組 筋かい(45×90)
内壁 大壁・石膏ボード(非耐力壁仕様)




石膏ボード大壁 内壁 大壁・石膏ボード張り(非耐力壁仕様) 5.6 1290
軸組 筋かい(45×90)
内壁 大壁・石膏ボード張り(非耐力壁仕様)
石膏ボード真壁 内壁 張り真壁・石膏ボード張り(非耐力壁仕様) 5.8 1250
軸組 筋かい(45×90)
内壁 真壁・石膏ボード張り(非耐力壁仕様)
化粧合板 内壁 大壁・化粧合板(厚5.5)張り 6.0 1050
軸組 筋かい(45×90)
内壁 大壁・化粧合板(厚5.5)

柱頭柱脚接合部の仕様の例
柱頭柱脚接合部の仕様 許容引張耐力Ta(kN)
短ほぞ差し 0.0
かすがい打 1.1
長ほぞ差し込み栓打 3.8
L字型かど金物 *1) CN65×5本打ち 3.4
T字型かど金物 *1) CN65×5本打ち 5.1
山形プレート金物 *1) CN90×8本打ち 5.9
羽子板ボルトφ12mm、短冊金物 7.1
羽子板ボルトφ12mmに長さ50mm径4.5mmスクリュー釘 8.5
10kN用引き寄せ金物 10.0
15kN用引き寄せ金物 15.0
20kN用引き寄せ金物 20.0
25kN用引き寄せ金物 25.0
15kN用引き寄せ金物×2枚 30.0
*1) (財)目本住宅・木材技術センターのZマーク金物

壁端柱の柱脚接合部の種類による耐力低減係数Cf
最上階(平屋建ての1階を含む、ただし、2階・3階建ての最上階はIの欄の数値を用いる)
壁の基準耐力
(kN/m)
2.5未満 2.5以上4.0未満 4.0以上6.0未満 6.0以上
基礎の仕様 I II III I II III I II III I II III





平12建告 
1460号に適合する仕様
1.0 0.85 0.7 1.0 0.7 0.35 1.0 0.6 0.25 1.0 0.6 0.2
3kN以上 1.0 0.85 0.7 0.8 0.6 0.35 0.65 0.45 0.25 0.5 0.35 0.2
3kN以下(構面の両端が通し柱の場合) 0.7 0.7 0.7 0.6 0.5 0.35 0.45 0.35 0.25 0.35 0.3 0.2
3kN未満 0.7 0.7 0.7 0.35 0.35 0.35 0.25 0.25 0.25 0.2 0.2 0.2
註1) 壁の基準耐力が1.0kN未満のものの低減係数は1.0とする。
  2) 2階建て、3階建ての最上階は、の欄の数値を用いる。

(2階建ての1階、3階建ての1階及び2階用)
壁の基準耐力
(kN/m)
2.5未満 2.5以上4.0未満 4.0以上6.0未満 6.0以上
基礎の仕様 I II III I II III I II III I II III





平12建告 
1460号に適合する仕様
1.0 1.0 1.0 1.0 0.9 0.8 1.0 0.85 0.7 1.0 0.8 0.6
3kN以上 1.0 1.0 1.0 1.0 0.9 0.8 0.9 0.8 0.7 0.8 0.7 0.6
3kN以下(構面の両端が通し柱の場合) 1.0 1.0 1.0 0.8 0.8 0.8 0.7 0.7 0.7 0.6 0.6 0.6
3kN未満 1.0 1.0 1.0 0.8 0.8 0.8 0.7 0.7 0.7 0.6 0.6 0.6

基礎の仕様と健全度
  仕様と健全度の説明
基礎I 健全な鉄筋コンクリート造布基礎、又はべた基礎。
基礎II ひび割れのある鉄筋コンクリート造の布基礎、又はべた基礎、無筋コンクリート造りの布基礎、柱脚に足固めを設けた玉石基礎。
基礎III その他の基礎。

壁部材の劣化による耐力低減係数Cdw(最上階以外の階用)
劣化の程度 壁の基準耐力Pw(kN/m)
2.5未満 2.5以上
4.0未満
4.0以上
6.0未満
6.0以上
(1)劣化が認められない 1.0 1.0 1.0 1.0
(2)部材に部分的な劣化が認められる。
(ドライバーが刺さる、部材の腐朽が見られるなど)
1.0 0.9 0.8 0.8
(3)部材に著しい劣化が認められる。
(ドライバーが簡単に深く刺さる、部材が劣化して接合部の耐力がないなど)
1.0 0.8 0.7 0.6

壁部材の劣化による耐力低減係数Cdw(最上階用)
劣化の程度 壁の基準耐力Pw(kN/m)
2.5未満 2.5以上
4.0未満
4.0以上
6.0未満
6.0以上
(1)劣化が認められない 1.0 1.0 1.0 1.0
(2)部材に部分的な劣化が認められる。
(ドライバーが刺さる、部材の腐朽が見られるなど)
0.85 0.7 0.6 0.6
(3)部材に著しい劣化が認められる。
(ドライバーが簡単に深く刺さる、部材が劣化して接合部の耐力がないなど)
0.7 0.35 0.25 0.2

開ロ低減係数K0
  単位長さあたりの強度の比率
開口の幅(m) 1m以下 1m超2m以下 2m超(ただし、3m超は3mと見なす。)
窓型開口 0.4 0.3 0.2
掃き出し開口 0.2 0.15 0.1
注) 「窓型開口」:窓開口のこと。垂れ壁・腰壁がある開口で、開口高さが概ね600mmから1200mm程度のもの。
「掃き出し開口」:ドアや掃き出しの開口のこと。垂れ壁がある開口で、垂れ壁高さが360mm以上のもの。

床の仕様による低減係数Fef
平均床倍率 偏心率
0.3未満 0.3以上0.6未満 0.6以上
1.0以上 1.0 0.95 0.9
0.5以上1.0未満 1.0 0.925 0.85
0.5未満 1.0 0.9 0.8

pagetop ▲


無料メール相談 お問合せ
相談・見積・申込の方はこちら


スタッフ募集プライバシーポリシーリンク集お問合せ・資料請求
ホームページ作成大阪(IT総合研究所)